小樽あれこれ③
いらっしゃいませ。『小樽家族』お客さま担当の小野でございます。
前回私が書きました「小樽家族」かわら版でもお話ししましたが、ここ小樽にもやっと「秋」が訪れて参りました。小樽物産協会があります小樽市産業会館にも、秋の恒例となっております、「SLニセコ号」の汽笛が聞こえてきております。
そこで本日は、「小樽駅」について少しばかりお話しさせていただきます。
この「小樽駅」の駅舎は、東北地方以北の方々の東京への玄関口「上野駅」をモデルとして、昭和9年に落成した物が現在も使われており、今の建物にはない「重厚」な構えが(そうはいっても二階建てなのですが)、北海道の中では「古い街」になります「小樽」に良くなじんでおります。
私なんぞは、幼少の頃を函館本線の「小樽駅」よりも「倶知安寄り」(道外の皆様には「ニセコ寄り」と申し上げたほうがわかりやすいかも知れませんね)に暮らしておったものですから、「ここ一番のお買いもの」には、「街に出る」と称して、「汽車(年齢がバレます)」に乗って「小樽駅」まで家族そろって来ていた訳でございます。
当時は、本当に「汽車(蒸気機関車が牽いている客車列車)」でございまして(更に年齢が・・・・・)、暮らしておりました町にあります駅から小樽駅に着くまでにいくつもの「トンネル」を超えます度に、汽笛を頼りに「窓を閉めて」煙の侵入を防いでいた事を思い出します。
そのころ、いわゆる「汽車」を牽いておりましたのは、「D51(デゴイチなんて言われておりますな)」という機関車がメインでございまして、一部に「C62(何と日本最大の旅客列車用の蒸気機関車なんです)」が走っていたんですが、幼少の私、必ず一番前の客車に乗りまして、通路から見えるナンバープレートの文字が金色に鈍く光るのを飽きもせずに眺めておりました。
21世紀の今、ここ小樽を走っております「SLニセコ号」に使われておりますのは、当時の機関車たちよりもずっと小さな「C11」という物で、これ一両では、客車4両を牽いて「後志の山道」を登りきるのがつらい(途中で故障しても困ります)為、後部に「DE15」という「ディーゼル機関車」の後押し(後部補機と言います)を連結しての走行となっております。
と、ここまで結構マニアックな(もっと言えば、どうでも良い)事を長々と書いてきましたが、私が言いたいのは、「小樽駅って蒸気機関車の煙が似合う駅だ」という事なんです。
「坂の街小樽」の駅だけありまして、この小樽駅、プラットホームが通常の二階の高さにあるものですから、駅の改札口から「地下通路」で結ばれております(当時北海道初でした)。
従いまして、駅の外からでも、蒸気機関車が蒸気機関車たる所以であります「煙」が良く見える訳です。
つまり、「昭和の初期から変わらない駅」と「蒸気機関車の煙」が似合わない筈は無く、駅舎の前についている現代の「広告(看板等)」を除けば、昭和の写真と言っても良いような写真が撮れる数少ない駅なんですね。


この「小樽駅」、この秋から、耐震補強工事(何しろこの駅舎、重要文化財なんです)を兼ねまして、入口から通路に向かって左側に駅事務所や切符売り場を移す(私が幼少の頃は、確かにこうなっておりました)というリニューアル工事が開始されるそうです。
この秋、みなさんも是非ともこの「小樽駅」を訪れていただき、出来れば「SLニセコ号」に乗って、後志の山々の紅葉をご覧いただくのも、一興と存じます。ほんの一昔前までの「ごく普通」の風景を少しは感じられると思いますよ。それがまだ辛うじて出来るのが、ここ「小樽駅」だと思う訳です。
さて、ここで「小樽家族」の宣伝を一つ。
昨年の立ち上がりから一部のお客様にご好評をいただいておりました、北海道産の野菜類ですが、
今年度は、ご要望にお応えするべく、ギフトにもできる「箱入り」の商品を用意いたしております。


やはり、「秋」は、「食欲の秋」でございます。是非とも「北海道の秋の味覚」で、「夏の疲れ」を癒していただき、何かと忙しくなる今後に備えていただきたいと思っております。
ついこの間まで「暑かった」のが嘘のように、全国的に本格的な「秋」が足早にやってきているようでございます。皆様くれぐれも、お体にはお気をつけいただき、風邪などお召しにならぬように、お気を付け下さいませ。
本日ここまで、解散!!
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前回私が書きました「小樽家族」かわら版でもお話ししましたが、ここ小樽にもやっと「秋」が訪れて参りました。小樽物産協会があります小樽市産業会館にも、秋の恒例となっております、「SLニセコ号」の汽笛が聞こえてきております。
そこで本日は、「小樽駅」について少しばかりお話しさせていただきます。
この「小樽駅」の駅舎は、東北地方以北の方々の東京への玄関口「上野駅」をモデルとして、昭和9年に落成した物が現在も使われており、今の建物にはない「重厚」な構えが(そうはいっても二階建てなのですが)、北海道の中では「古い街」になります「小樽」に良くなじんでおります。
私なんぞは、幼少の頃を函館本線の「小樽駅」よりも「倶知安寄り」(道外の皆様には「ニセコ寄り」と申し上げたほうがわかりやすいかも知れませんね)に暮らしておったものですから、「ここ一番のお買いもの」には、「街に出る」と称して、「汽車(年齢がバレます)」に乗って「小樽駅」まで家族そろって来ていた訳でございます。
当時は、本当に「汽車(蒸気機関車が牽いている客車列車)」でございまして(更に年齢が・・・・・)、暮らしておりました町にあります駅から小樽駅に着くまでにいくつもの「トンネル」を超えます度に、汽笛を頼りに「窓を閉めて」煙の侵入を防いでいた事を思い出します。
そのころ、いわゆる「汽車」を牽いておりましたのは、「D51(デゴイチなんて言われておりますな)」という機関車がメインでございまして、一部に「C62(何と日本最大の旅客列車用の蒸気機関車なんです)」が走っていたんですが、幼少の私、必ず一番前の客車に乗りまして、通路から見えるナンバープレートの文字が金色に鈍く光るのを飽きもせずに眺めておりました。
21世紀の今、ここ小樽を走っております「SLニセコ号」に使われておりますのは、当時の機関車たちよりもずっと小さな「C11」という物で、これ一両では、客車4両を牽いて「後志の山道」を登りきるのがつらい(途中で故障しても困ります)為、後部に「DE15」という「ディーゼル機関車」の後押し(後部補機と言います)を連結しての走行となっております。
と、ここまで結構マニアックな(もっと言えば、どうでも良い)事を長々と書いてきましたが、私が言いたいのは、「小樽駅って蒸気機関車の煙が似合う駅だ」という事なんです。
「坂の街小樽」の駅だけありまして、この小樽駅、プラットホームが通常の二階の高さにあるものですから、駅の改札口から「地下通路」で結ばれております(当時北海道初でした)。
従いまして、駅の外からでも、蒸気機関車が蒸気機関車たる所以であります「煙」が良く見える訳です。
つまり、「昭和の初期から変わらない駅」と「蒸気機関車の煙」が似合わない筈は無く、駅舎の前についている現代の「広告(看板等)」を除けば、昭和の写真と言っても良いような写真が撮れる数少ない駅なんですね。


この「小樽駅」、この秋から、耐震補強工事(何しろこの駅舎、重要文化財なんです)を兼ねまして、入口から通路に向かって左側に駅事務所や切符売り場を移す(私が幼少の頃は、確かにこうなっておりました)というリニューアル工事が開始されるそうです。
この秋、みなさんも是非ともこの「小樽駅」を訪れていただき、出来れば「SLニセコ号」に乗って、後志の山々の紅葉をご覧いただくのも、一興と存じます。ほんの一昔前までの「ごく普通」の風景を少しは感じられると思いますよ。それがまだ辛うじて出来るのが、ここ「小樽駅」だと思う訳です。
さて、ここで「小樽家族」の宣伝を一つ。
昨年の立ち上がりから一部のお客様にご好評をいただいておりました、北海道産の野菜類ですが、
今年度は、ご要望にお応えするべく、ギフトにもできる「箱入り」の商品を用意いたしております。


やはり、「秋」は、「食欲の秋」でございます。是非とも「北海道の秋の味覚」で、「夏の疲れ」を癒していただき、何かと忙しくなる今後に備えていただきたいと思っております。
ついこの間まで「暑かった」のが嘘のように、全国的に本格的な「秋」が足早にやってきているようでございます。皆様くれぐれも、お体にはお気をつけいただき、風邪などお召しにならぬように、お気を付け下さいませ。
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