小樽あれこれ①~小樽鉄道記念館
ご無沙汰いたしております。小樽物産協会の小野でございます。
「第12回小樽雪あかりの路」は、今年も多くの人々で賑わいました。
私も覗いてみましたが、全国、全世界の方々においでいただいていたようです。
ところで、これをご覧いただいております皆様の「小樽」に対するイメージは如何なものなのでしょうか。
「運河」「ガラス」「歴史的建造物」などイメージがありましょうが、みなさんに是非知っていただきたい「小樽」も有ったりする訳です。
以前、私もこのブログで「新撰組」と「小樽」には関係があるというような事を書きましたけれども、本日はここ小樽にあるのに今一つスポットライトを浴びない(怒られますね)施設を一つご紹介いたします。
その名も「小樽市総合博物館」と申しまして、北海道鉄道発祥の地である「手宮」に鎮座いたします「鉄道オタク(しかもある程度ロートル限定)」垂涎の施設なのであります。

ここには、「アイアンホース」なんていうアメリカンスタイルの蒸気機関車が走っていたり(春まで待ってね)、現存する日本最古の機関庫である「旧手宮機関庫」が当時のままの姿(一部改修されております、さもなくば崩れちまう)で残っていたり、「北海道鉄道開通記念碑(ゼロマイルポストなんて言いますね)」が有ったりなんていう「産業遺構」や「歴史的価値のある遺産」が豊富にあるというのは、小樽の人々は誰でも知っている訳ですね。

ところがです、この施設、なんと入場料が大人400円、中学生以下無料と格安なのにも拘らず、「行った事ない」という人が多いような気がするのです。

そりゃあそうでしょう。そういう見方をすれば「なんだか固っ苦しい展示物」が多く、女性にはとっつきにくい感じもするかもしれませんし、決して「ロマンチック」でもないと思われてしまうのは無理もない事でしょう。



でもですよ、初夏ののんびりした日に、手宮の心地よい浜風に吹かれながら、スハ45の二重窓から頭を出してみたり、キシ80のテーブルに座って(今でも座れるのかしら?)
食堂車での食事を連想したりすれば、当時の旅景色を疑似体験出来るのではないかと思うんですね。何しろ、最近の「電車」ときたら、「完全冷暖房完備」で窓も開きませんし、駅の停車時間で「駅弁」と「お茶」を買って車中で食べるなんていう行為が出来ませんので。


私に言わせれば、「あの頃」の旅って、「ロマンチック」だったんじゃあないかという事なんです(演歌の世界ですね)。まあ、こんな「たわごと」を言うという事は、私も「ジジイ」になりかけているという事なんでしょうか。
「小樽市総合博物館」で、全道の駅弁を集めて売ったら売れないかな等と、余計な事を考えているのは、私だけなんだろうな。
つまらない事を長々と書いてしまいましたが、「雪あかりの路」にご来場下さいました皆様も、そうでない皆様も、「運河」「ガラス」以外の小樽にも少し足をお運びいただきたいのですね。いくら「商人の街 小樽」でも、人々の暮らしの本質は「北国の暮らし」でございまして、どちらかといえば「のんびりしている」と言わざるを得ないと思う訳です。
せっかくわざわざ北国までご旅行にいらっしゃるのであれば、是非「スロー」で「のんびり」とした旅をお楽しみいただきたいと思っております。
本日ここまで。稚拙な文章にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
次回は、もうちっと実のあるお話いたしますです。ハイ。
「第12回小樽雪あかりの路」は、今年も多くの人々で賑わいました。
私も覗いてみましたが、全国、全世界の方々においでいただいていたようです。
ところで、これをご覧いただいております皆様の「小樽」に対するイメージは如何なものなのでしょうか。
「運河」「ガラス」「歴史的建造物」などイメージがありましょうが、みなさんに是非知っていただきたい「小樽」も有ったりする訳です。
以前、私もこのブログで「新撰組」と「小樽」には関係があるというような事を書きましたけれども、本日はここ小樽にあるのに今一つスポットライトを浴びない(怒られますね)施設を一つご紹介いたします。
その名も「小樽市総合博物館」と申しまして、北海道鉄道発祥の地である「手宮」に鎮座いたします「鉄道オタク(しかもある程度ロートル限定)」垂涎の施設なのであります。

ここには、「アイアンホース」なんていうアメリカンスタイルの蒸気機関車が走っていたり(春まで待ってね)、現存する日本最古の機関庫である「旧手宮機関庫」が当時のままの姿(一部改修されております、さもなくば崩れちまう)で残っていたり、「北海道鉄道開通記念碑(ゼロマイルポストなんて言いますね)」が有ったりなんていう「産業遺構」や「歴史的価値のある遺産」が豊富にあるというのは、小樽の人々は誰でも知っている訳ですね。

ところがです、この施設、なんと入場料が大人400円、中学生以下無料と格安なのにも拘らず、「行った事ない」という人が多いような気がするのです。

そりゃあそうでしょう。そういう見方をすれば「なんだか固っ苦しい展示物」が多く、女性にはとっつきにくい感じもするかもしれませんし、決して「ロマンチック」でもないと思われてしまうのは無理もない事でしょう。



でもですよ、初夏ののんびりした日に、手宮の心地よい浜風に吹かれながら、スハ45の二重窓から頭を出してみたり、キシ80のテーブルに座って(今でも座れるのかしら?)
食堂車での食事を連想したりすれば、当時の旅景色を疑似体験出来るのではないかと思うんですね。何しろ、最近の「電車」ときたら、「完全冷暖房完備」で窓も開きませんし、駅の停車時間で「駅弁」と「お茶」を買って車中で食べるなんていう行為が出来ませんので。


私に言わせれば、「あの頃」の旅って、「ロマンチック」だったんじゃあないかという事なんです(演歌の世界ですね)。まあ、こんな「たわごと」を言うという事は、私も「ジジイ」になりかけているという事なんでしょうか。
「小樽市総合博物館」で、全道の駅弁を集めて売ったら売れないかな等と、余計な事を考えているのは、私だけなんだろうな。
つまらない事を長々と書いてしまいましたが、「雪あかりの路」にご来場下さいました皆様も、そうでない皆様も、「運河」「ガラス」以外の小樽にも少し足をお運びいただきたいのですね。いくら「商人の街 小樽」でも、人々の暮らしの本質は「北国の暮らし」でございまして、どちらかといえば「のんびりしている」と言わざるを得ないと思う訳です。
せっかくわざわざ北国までご旅行にいらっしゃるのであれば、是非「スロー」で「のんびり」とした旅をお楽しみいただきたいと思っております。
本日ここまで。稚拙な文章にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
次回は、もうちっと実のあるお話いたしますです。ハイ。